おしらせ 瞑目のMVを公開しました

真理の真理

夜、二人。話しながら並んで歩いていたはずなのに、ふと声が途切れて視線をやるといつの間にか隣にいない。
花のような可憐さ、どことなく目を惹く圧、芯のある思考、豊かな感受性と思いやりのある性格、僕とはどこか正反対でどこか同じ。
振り返ると君は鈴の鳴るような声で僕の名前を呼ぶ。

追うと影のように逃げて捕まえられず、逃げると追ってくる。なのに、振り返るともうこちらを見ていない。そんな人。
いつもは絶対に合わない目。今、振り返った時に初めて視線が重なった。……おかしい。とてつもない違和感を覚えて、冷や汗が首筋を伝う。言葉にするより先に感覚が恐怖している。

彼女の目が、一切の光を拒絶している深淵のように底無しに黒い。濁っていて、透き通っていて、鏡のようで何もない。

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